自然素材にこだわる茨城県の建築会社。

PLUS DESIGN 株式会社プラスデザイン

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2023-08-14

自由っていったい?!

家を建てようと考えたときに耳にすることがある自由設計って?? 

そもそも自由設計って?!ということについてPDなりの見解を少し書いてみました。

 

よく聞く「自由設計」という言葉。

 

自分の好きなように設計してくれて家が建てられるなどが一般的にとらえられているイメージでしょうか?

 

自由といいつつも、実際には会社ごとの制約がアレコレあって結局自由ではなかったということが多いように感じています。

 

PDでも自由設計で、とうたっていますが実際には「木造住宅」「在来工法」などの制約があります。

 

ただ、うちのような会社に鉄筋コンクリートの家を建てたい方やビルのような建物を作りたい方が相談にくることはないので制約ということでもないかなとも思っていますが。

 

素材に関してはかなり厳選しているのでそう多くを使ってはいないのですが、相談者さんの好みなどに合わせてコーディネートするようにしています。

 

これまでPDで作ってきた家にふたつとして同じ間取りの家はありません、それぞれ立地条件が違うので全く同じ家というのは作れないという考えからです。

 

動線やスペースのサイズなどはご要望が近ければ参考にして応用することはあります。

 

間取りについては相談者さんが納得いくまでとことん一緒に考えて決めていきます。

 

こちらから急かしたり期限を設けるようなことは基本的にしませんし、したくありません。(入居希望日や相談者さんの都合がある場合は別ですが過去にそんなことは1回もないです。)

 

なので検討期間が長期になる方もいらっしゃいますが、そこ(間取り)を納得してもらってなくて、いい家は絶対作れないと思っているので、この期間が短いと逆に心配になったりで。。。

 

間取りを一緒に考えていくうちに相談者さんの家(間取り)に対する考え方が変わってくることもあります。

 

当初2階建てで検討していた方がしばらくたってから(申し訳なさそうに)「よく考えたんですが、やっぱり平屋にしてイイですか?」なんてこともあったなぁ。

 

こちらとしては申し訳ないなんてことは全くなく自分の家なんだから、よく考えるのは当然だし、よくそこに行きついてくれたなぁと嬉しくなったことがありました。(家づくりを真剣に考えてくれているというのが嬉しかったんです。)

 

家を建てることって、ほとんどの方が初めてで図面が出来てきて、それをそのままイメージできる方って少ないと思うんです。

 

だからこそ、納得いくまで一緒になって考えることが大事だと思っているし、とことんお付き合いしています。

 

間取りを考えながら自分たちの作りたい家のイメージをどんどん伝えてもらってそれを図面にしたり写真をつかって固めていきます。

 

(誤解を恐れず言いますが)PDでは予算内であって物理的に無理なことでない限り「できません」とは言わないようにしています。

 

これまでやったことがないことでも調べてみて、それが相談者さんの不利益にならないことであると判断できれば積極的に受ける考えです。

 

自由だから色々できることが多くて「逆に悩みますね」と言われたこともあるくらいですが、せっかく作る家に自分たちのやりたいことができないっておかしいと思うんです。

 

ただ、そこにもPDなりの自由の考えがあって「自由」=「責任」

責任と書くとなんとなく突き放した感じに聞こえるかもしれませんが、そうではなく自分の家なんだから業者のいいなりではなく、とことん調べてみて、こうしたいああしたいをしっかり考えましょう、そして一緒に考えますよ、というのがPDの考える「自由」ということですので、どうぞお見知りおきを。

 

(自分の勉強不足を棚に上げておいて言いますが)相談者さんから教えていただくことがよくあります。(情報過多の時代とはいえ本当に増えました。)

 

でも、知らなったこと、知っていたけどやれてなかったこと、知っていていつかやりたかったことなど(抽象的ですが)一緒になって真剣に家づくりができていることが楽しくて仕方がありません。

 

これから益々楽しんでいくためにはどうするか?を日々自問しているので、たまにまた書こうと思います。

 

タイトルの「自由っていったい?!」からずいぶんかけ離れて、しかも最後全くまとまっていませんが、そんな?ことが言いたかった久しぶりのブログということで。。。

 

 プラスデザイン
山本

(今日のタイトルで尾崎豊の某曲が頭に浮かんだ方、同世代ですね、きっと)

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