自然素材にこだわる茨城県の建築会社。

PLUS DESIGN 株式会社プラスデザイン

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2016-12-22

量から質へ

「量」から「質」への意識転換が
色々なところで始まっているのを感じる
事が多いこの頃ですが、こと我々の業界
では今だ量産型の商品(家)が多く作られて
いる気がします。 

それ自体を悪いという気はありません
ただ分譲地などの側を車で通るといくつも
の基礎がバァーと作られ気が付くと骨組み
がドンと一気に立ち上がっていたりで
「なんでそんなにまとめて急いで
作るのかなぁ?」と(分かっていますが
分かっていないフリで)驚いてみたり。

基本的に家って人が作るモノです
なので、そんなに急いでしかも沢山
なんて作れないなはずなんですよ。
(職人さんだって不足しているのに)

ということは、誰かがかなり無理して
作っているのか?と素朴に思って
しまうんです。。。
(分かっていますがあくまで知らない
フリで)

誰かが無理して作った家に住みたい
人っているのだろうか?なんて大きな
お世話も焼いてみたり。

量産型を否定するつもりはありません。

でも家ってそこで人が何十年、はたまた
子や孫の代まで暮らす事になる場合も
あるわけです。

やはりどんな人たちがどんな考えで作った
かが分かるような仕組みで作ったほうが
良いと私は思っています。

先日、季節柄PDの仕事をしてくれる方たち
とお酒を飲む機会がありました。

その中のひとりの方が
家族にPDの仕事をしている事を話して
わざわざ現場の前まで行って
「この家の仕事俺やったんだよ!
やりがいがある」と
自慢してくれたそうなんです。

あまりの嬉しさに飲み過ぎてしまったの
は言うまでもありませんが、家作りは想い
の通じる方たちとやるのが一番良いなと
改めてそう思いました。

「お客さま=パートナーさん=PD」

こんな関係をこれからもずっと続けられる
よう頑張らないとですね。

ありがとうございました!

【おまけ】
でも、この量産型は色も含め好きでした。。。

プラスデザイン
山本 

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