2015-09-18
羊毛で出来た断熱材
神栖市で建築中のSさま邸が羊の毛で覆われてきました(^^)
壁がモコモコしていてとても愛らしい雰囲気です。
プラスデザインでは、標準仕様としてこちらのウールで出来た
断熱材を使用しています。他にも沢山の断熱材がありますが。
何故、この断熱材を使っているのか!?
天然の素材から出来ているので調湿性があるということ。
一般的な断熱材は、一度湿気を吸ってしまうとびしょびしょに
なって水分を蓄えてしまい。カビの原因や木の腐食を誘発します。
湿気を吸う事は出来ても吐くことが出来ないのです。そのような状況を
作らない為に行われているのが、気密化という工事なんですが。
一般的には、薄いビニールで家の中の壁をラッピングして、断熱材を
湿気から守る方法です。なんですが、ちょっとした隙間や裂けがあれば
そこから湿気が入ってしまいます。壁の中で発生したカビは、壁を壊す
事でもない限り目にする事はありません。そんな環境での生活を送って
欲しく無いと思っています。
そんな理由からPDでは、湿気を吸っても吐き出すことの出来る。
調湿機能をもつ数少ない断熱材である羊毛断熱材を採用しています。
断熱性能もとても高い性能を持っている素晴らしいものです。
一般的な断熱材と比べると、コストアップは避けられませんが、
一度設置したら、家を壊すまでは隠れてしまう壁の中であるからこそ、
自分達で納得してお施主さんに自信を持ってオススメ出来る物を使って
います。PDのお家は、見た目のデザインに目を奪われがちだと思いますが、
実は、後々隠れてしまう構造や断熱材にこそ力を注いでいます。
PDのお家は、正に『羊の皮をかぶった狼』仕様のお家なんですよ(^-^)
プラスデザイン
鈴木
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